似せたックチャンの紹介
2026-10-28
似せたックチャンは、「スタックチャン」というロボットを参考に作った、画面の中に住むいきものです。
顔を見つけると目で追いかけてきて、手をたたくと喜び、画面をさわるとハートを飛ばします。
この子に、2026年の芝浦祭の展示で会えます。
芝浦祭で展示します
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント | 芝浦祭 |
| 日時 | 2026/10/31(土)、11/1(日) |
| 場所 | 芝浦工業大学 豊洲キャンパス 〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5 教室棟 4F 404教室 |
| 展示団体 | デジクリ |
| 入場料金 | 無料 |
どなたでも気軽に遊べます。 サークルのほかの展示も、あわせて見ていってください。
似せたックチャンってなに?
もともとの「スタックチャン」は、手のひらサイズの小さなマイコン (M5Stack) で動く、かわいいおしゃべりロボットのプロジェクトです。
作った人たちが設計を公開していて、世界中で自分だけのスタックチャンを作る人がいます。
「そのスタックチャンを、もっと大きな画面で再現してみたい」と思って作ったのが、似せたックチャンです。
- 体
ジャンクショップで買った、古い端末(Amazon Echo Show 5 第1世代) - 中身
古い端末を作り替えて、画面の中で動くプログラムにしました - 見た目
リアルすぎると不気味なので、ゆるくて愛らしい顔にしました
スタックチャンは首を動かしますが、似せたックチャンには首がありません。
なので、画面の中で目を動かしてこちらを見てきます。
できること
| あなたがすること | 似せたックチャンの反応 |
|---|---|
| カメラの前に立つ | あなたの顔を見つけて、目でゆっくり追いかけます |
| 手をたたく、声をかける | びっくりして、喜びます(音量を見ています) |
| 画面をさわる | 目が笑顔になって、ハートが飛びます。 |
| しばらく放っておく | きょろきょろ見回したり、まばたきしたり、ピコピコ喋ったりします |
- 何人かで前に立つと、いちばん近くにいる人を見ます。
- 口の形は、30秒ごとにこっそり変わります。
- 会場がにぎやかなときは、音に反応しにくいかも。
※ボタンを押したり、画面をつんと触る以上にいじくったり、たたいたりしないで
隠し要素
いくつか小さな仕掛けがあります。種明かしはしないので、探してみてください。
- 口の形が「ω」のとき、猫のようなひげが生えます。
- ごくたまに、あの有名な曲を歌います。運がよければ聞けるかも?
カメラとマイクについて
似せたックチャンはカメラとマイクを使いますが、映像も音声も保存しません。
- カメラは「画面のどこに顔があるか」を調べるためだけに使います。誰なのかを調べたりはしません。
- 撮影や録画、写真の保存は行いません。
- マイクは「音の大きさ」だけを調べます。録音はしません。
- 端末はネットにつないでいません。
本体と技術 (ちょっとだけ)
ここから先は、気になる人向けの補足です。
本体のスペック
- Amazon Echo Show 5 第1世代 (2019年発売)
- 5.5インチ 960x480画素のタッチディスプレイ
- 100万画素 (1MP) のカメラ
- MediaTek MT8163 (CPU)
- 1.65インチ、モノラルのスピーカー
- マイク
- 照度センサー・距離センサー (使っていません)
顔を見つけるしくみ
顔を見つける部分には、Google が公開している MediaPipe (ブラウザ上で動く画像処理ライブラリ) と、BlazeFace という軽量な顔検出モデルを使っています。
どちらも端末の中で動いていて、ネットのAIを使っているわけではありません。
とても性能の低い端末なので、1秒に1回だけ顔を探すことで、負荷を抑えています。
目や音のしくみ
- 目や口は、画像ではなく、図形をその場で描いています。
- 「ピコピコ」という声は、昔のゲームのようにその場で音を作って鳴らしています。
- 周りの音の大きさを少しずつ学習して、急に大きくなったときだけ反応するようにしています。
作った過程の話
どうやって作ったのか、どこで苦労したのか、何を諦めたのかは、別の記事にまとめています。
注意書き
- 似せたックチャンは、スタックチャンにインスパイアされた非公式の個人制作物で、本家のプロジェクトとは関係ありません。
- Amazon および Alexa とも関係ありません。端末は、自己責任で改造しています。
- 展示では、やさしくさわってあげてください。
